2019年7月 「里海学のすすめ:人と海との新たなかかわり」が日本沿岸域学会出版・文化賞を受賞しました

2018年3月プロジェクトの成果として、「里海学のすすめ:人と海との新たなかかわり」(鹿熊信一郎・柳哲雄・佐藤哲、編著)を勉誠出版より出版いたしました。 2019年7月19日、この書籍が日本沿岸域学会出版・文化賞を受賞いたしました。授賞理由は、本書が里海づくりの要件を具体的かつ多彩な事例で提示するとともに、 沿岸域管理の新たなアプローチとなる概念を提示しており、沿岸域の重要性の理解と認識向上等に貢献していることです。本書では、人が積極的にかかわることで 身近な海を豊かにする「里海」という日本発の発想が持つ意味を、沖縄県恩納村と白保、高知県柏島、岡山県日生、インドネシア、フィジー、フロリダなど多彩な 里海の事例を通じて検討し、人と海とのつながりを深め、里海を創りだすためのみちすじを考えています。書籍のホームページはこちらです。

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